2年後の2024年に開催されるパリ五輪。そこで新競技となるブレイキン(ブレイクダンス)の日本代表をめざす河合来夢選手(20)を『news every.』の刈川くるみキャスターが取材。金メダルへの思い、さらに競技の注目ポイントなどを伺いました。

河合来夢選手は、2018年初めて正式種目となったユース五輪で金メダルを獲得。さらに、2021年におこなわれた東京五輪の閉会式では、金メダリストたちと並んで、日本国旗を運ぶベアラーとしての大役を務めるなど、2年後の金メダルが期待される選手です。

刈川:パリ五輪から正式種目に決まりましたが、決まった時はどう感じましたか?

河合:選手としてはうれしい気持ちでいっぱいで、ユース五輪に出場させてもらった時、いろんなメディアに出させていただくことが多かったんですけど、パリ五輪ってもっと大きな規模になるので、より一般の方々に知っていただける機会が増えるかなと感じたので、そういう面でもうれしいなと思います。
■個性が出るダンスに注目してほしい

ダンスを披露する河合来夢選手 (他 2枚の写真)
刈川:日本選手は世界でどのように見られていますか?

河合:本当にレベルの高い国に見られていると思いますね。本当にレベルが高くて、日本がどこの大会でも1番になることが多くて、その代表1人に選ばれるのに、日本では苦労するなという印象なので、本当にレベルの高い国ですね。

刈川:どういった目線でブレイキン競技を見ればいいですか?

河合:印象に残るのってパワームーブ(回転などの力技)だと思うんですけど、そういうダイナミックなところも見て欲しいけど、ブレイキンの魅力は個性が出るダンスだと思うので、『何でこの人はかっこいいんだろう』とか『(見てると)楽しくなっちゃうんだよな』っていうそのままの気持ちを大切にして見て欲しいなと私は思います。

選手一人一人の個性に注目しながらブレイキン競技を見て欲しいと語る河合来夢選手。パリ五輪の影響でブレイキン競技が日本にさらに浸透することを願っていました。
■パリ五輪での目標は金メダル

2年後の五輪を見据える河合来夢選手 (他 2枚の写真)
刈川:次の目標は?

河合:パリ五輪に日本代表として選ばれていって、金メダルをとってくることが目標になっています。メダリストの方々を(東京五輪の閉会式で)間近で見て、キラキラして見えたんですね。自分もパリ五輪いったら、こういうふうに堂々として帰ってきたいし、自分が輝いて見えるような存在になりたいなと感じました。

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