北京オリンピックが閉幕し、3月4日から北京パラリンピックが始まりますが、北京オリンピックのマスコット「ビンドゥンドゥン」の人気は続いています。公式グッズショップでは品切れで、入荷は2か月先になるといいます。

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中国・上海市にある北京オリンピック公式グッズショップを訪れました。

記者
「棚を見てみても、ビンドゥンドゥングッズはどこにも置いてないですね。売れ切れてしまったそうです」

大会が終わった今もその人気は続いていました。


「ビンドゥンドゥングッズある?」

店員
「全て予約販売となっています。今、予約すると、4月末から5月初めに入荷できると思います」

なんと、ビンドゥンドゥングッズの入荷は、およそ2か月も先だといいます。


「それは仕方がない。商品がないし、みんなが欲しがっている」

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SNS上には、ビンドゥンドゥンの時計の映像が投稿されていましたが、実はその時計は公式グッズではありませんでした。

販売している業者に電話してみました。

記者
「ビンドゥンドゥンとシュエロンロンの時計売ってますか?」

業者
「はい。1個4.5元、800個から注文受ける」

悪びれる様子もなく注文を受け付けます。

記者
「この商品は当局から許可を得ていないですよね?」

販売業者
「はい、許可は得ていません。工場で自分たちが作った」

ニセモノと認めました。

さらに、キーフォルダーを販売する業者も公式グッズではないと認めた上で…

販売業者
「最近よく売れるよ。一番多い時は、1日1000個くらい売れた。閉幕しても、まだたくさんの人が欲しがっている」

大会後もビンドゥンドゥンは人気です。

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一方、東京オリンピック・パラリンピックの公式グッズはどうなっているのでしょうか?

大阪市にある倉庫に置かれていた段ボールの中には、東京パラリンピックの公式マスコット「ソメイティ」が入っていました。無観客での開催も影響してか、大量に残ってしまったといいます。

shoichi営業部 野崎陸さん
「今まで来た件数でいうと、10トン車10台分くらいですね」

この会社は、売れ残った商品を無償で引きとり、東南アジアの学校などに寄付しているといいます。

shoichi営業部 野崎陸さん
「日本で流通していた商品というだけで、品質も保たれているところありますので、かなり喜ばれている状態です」
(2022年3月1日放送「news every.」より)

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