台湾当局は来週開幕する北京冬季オリンピックの開会式などに選手団を参加させないと発表しました。
台湾当局は28日夜、北京オリンピックに参加する選手やコーチなど15人の選手団を開会式や閉会式に参加させないことを明らかにしました。
代表選手団はスイスやアメリカなどからも北京に向かっていますが、新型コロナウイルスの影響で移動や調整に時間がかかり全員が開幕式に間に合うよう合流できないと説明しています。
また、閉会式についても「多くの選手が競技終了後1、2日で帰国することから、参加を見送る」としています。
台湾当局は政治的な理由には言及していませんが、開会式などで台湾代表チームが中国側から「中国台北」と呼ばれ「一つの中国」を意識した政治宣伝に利用されることを懸念した可能性があります。
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